春日井の禅寺蓮蔵院〜御供養、永代供養、ご葬儀などお気軽にご相談ください。

蓮蔵院について

About

開かれたお寺を目指して

蓮蔵院のホームページにようこそお越しくださいました。
住職の小澤宗幹と申します。
お寺とは本来、地域に密着した人々の憩いの場、救いを求める弱者救済の場、
そして文化の発信地でもありました。
その上で亡くなった方の供養を行う場でもあります。
しかしながら現在のお寺は葬儀・法事などをするための場所と認識され、人々の日常とは縁遠い存在となってしまっています。
無宗教、無葬社会などと言われる中で自分に何ができるか、地域の活性化など皆様の幸せに繋がるような活動を考え、開かれたお寺を目指しております。
今一度お寺やお墓の在り方を考え、この時代に合ったお寺を創り上げて行きたいと思っております。

住職プロフィール
昭和53年5月17日愛知県春日井市にて出生
平成8年名古屋大谷高校卒業
平成8年家出(料理修行)
平成12年出家 仏道修行
平成12年岐阜県伊深・正眼寺専門道場にて修行
平成14年名古屋市東区・徳源寺専門道場にて修行
平成18年蓮蔵院副住職に就任
平成18年インド・ビハール州 日本寺駐在
平成20年インドより帰国
平成30年蓮蔵院住職に就任

創建より500年の歴史を歩む蓮蔵院

大永六年(1526年)後奈良天皇の時代に開山秀峰和尚禅師により創建されました。
天文七年(1538年)に亡くなられた後、戦国時代で狼煙代わりに燃やされてしまいました。
安土桃山時代を超えて約130年の時を経て江戸時代の寛文十年(1670年)に漸く二世瑚峰和尚禅師をお迎えする事ができ現在に至ります。

宗派臨済宗 妙心寺派(禅宗)
本山妙心寺(京都花園)
宗祖臨済義玄( 〜 867年)
開祖明庵栄西(1141年 〜 1215年)
開山秀峰和尚 (大永6年 〜 1526年) 後奈良天皇時代
本尊釈迦如来 文殊菩薩
経典本派は釈尊の正眼地蔵を宗旨とし、無門を持って法門とするがゆえに、正法をそのまま心に頂く宗旨。特に所依の経典を定めませんが、般若心経、観音経などをお読みします。
教義「自心仏である」釈尊の悟りの体験を自己の内に自覚、自證する事を目指し座禅を励み、どんな苦難にも挫けず常に脚下を照顧めて暮らしを正し、生かされている自分を感謝しつつ世のため人のために尽くします。

臨済宗の教え

禅宗の初祖である達磨大師は、禅の主旨を標榜する
「不立文字」「教外別伝」「直指人心」「見性成仏」という4つの句で教えを示されています。

  • 不立文字

    文字や言葉は、解釈する人や時代によってまったく中身も変わってしまう。だから文字や言葉をこえた禅の体験によって、釈迦の悟りを直感的に体得していくこと。

  • 教外別伝

    悟りとは、何事にもとらわれない澄み切った境地。ときにそれは教典をも離れる。師が弟子を導くために直接の体験として伝える「以心伝心」のこと。悟りは言葉や文字で伝えられるものではなく、直接心から心へと伝えるものであるということ。

  • 直指人心

    外にばかり目を向けず自分の心をよく見つめなさいということ。もともと私たちの内には、仏の心が備わっていて、それを忘れているから迷いや葛藤が生まれる。だから答えを外に求めるのではなく、自己の内側を見つめつくせということ。

  • 見性成仏

    見性とは自分の本性をよく見つめれば、全ての人は仏であることを体験としてつかむことができる。また成仏とは死後の事ではなく、今生きているこの世界での人間完成を示します。

地域の人々に愛される「蓮蔵院縁日」

蓮蔵院では的的に縁日を開催しています。
有志で集まって頂いた方々によって企画を行なっています。
現在では飲食店、雑貨店やクリエイターなど多くの方々に出店して頂き、多くの方々に来場して頂いています。
寺院本来の姿は「人々の憩いの場」です。地域の方々に親しまれる場としてこれからも開催して参ります。

蓮蔵院に隣接する
Cafe Dining & Bar SHEEP

蓮蔵院に隣接するCafe Dining & Bar SHEEP。
イタリアンのシェフ経験を持つ、住職が手掛けるお店です。
本格イタリアンを中心に3人のシェフによる、多国籍な料理を楽しめる、隠れ家的なお店です。